親族内承継
親族内承継という選択肢
経営者の子や親族を後継者として事業を承継していく方法です。親族が後継者となれば従業員や取引先も受け入れがしやすく、比較的スムーズに引継ぎができます。ただし、後継者となる親族に今の会社を経営する能力や意欲があるかどうかなどの問題があり、後継者としての資質についても客観的、かつ、冷静に見極めることが必要となります。
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メリット
- あらゆる面で、心情的に受け入れやすい。
- 相続による「財産権」の承継ができるので、コストが少なくて済む。
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デメリット
- 心情に負けて、経営者としての資質がない後継者に任せてしまいがち。
- 兄弟がいる場合など対立が生じやすい。
- 近年は承継辞退(子供が継ぎたがらない)も多い。
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(MBO) - 第三者承継
(M&A)